長年の膝の痛みに
鍼灸治療は効果的?
人は年々歳を重ねるごとに体のあらゆるところが痛くなってきます。腰痛や肩の痛みはもちろんですが、中高齢者の方に特に多い体の痛みは膝痛です。
整形外科などに行くとMRI検査などで関節の状態を詳しくみますが、治療法としては、湿布や痛み止めの薬、ヒアルロン注射などで痛みを軽減させることが多いのです。そこでおすすめなのが、鍼灸治療です。
鍼灸治療のことをご存知でしょうか?「なぜ鍼をさして膝がよくなるの?」と疑問になる方もいると思いますので、その理由についてお伝えしていきます。
鍼灸治療とは
鍼灸は人がもつ傷の修復作用を利用して、痛みによって凝り固まった筋肉の緊張を緩和させることができます。
鍼:ステンレスや銀製の極めて細かい鍼を使用しており、太さは直径約0.14mm~0.30mmと人の髪の毛と同じ程度なので、鍼を刺すときもほとんど痛くないと言われています。
お灸:治療部位にもぐさに火をつけることで、温熱効果が得られ、経路を刺激するのに程よい熱さが効果的なので痛みや熱さが苦手な方でも安心して受けられます。
この鍼灸であえて微細な傷を作りさすことで、血液の循環を促し筋肉の緊張を緩和させることができます。
鍼灸治療で治せる症状
鍼灸治療で期待できる効果は、
・神経系疾患
・運動器系疾患
・循環器系疾患
・呼吸器系疾患
・消化器系疾患
・代謝内分泌系疾患
・生殖、泌尿器系疾患
・婦人系疾患
・耳鼻咽喉科系疾患
・眼科系疾患
・小児科疾患
など多くの症状をサポートができるのです。
「変形性膝関節症」は治せるのか
変形性膝関節症は、鍼灸治療をすることで膝の痛みを緩和し、可動域の向上が期待できます。
膝の痛みが緩和されると、日常生活が楽になるだけではなく可動域が向上しているので運動療法にも意欲的に取り組めるため、膝が安定し軟骨のすり減りを抑えることができ膝に水が溜まる「関節水腫」の予防にも繋がります。
ただし、変形性関節症のように関節の軟骨がほとんどなくなってしまったり、変形もひどくなって医師から手術するしかないと告げられるほどの症状になると、鍼灸治療でもここまでひどくなってしまった膝を治すことは不可能になります。
(その前の段階で、軟骨がすり減りや変形していても手術するまでは行かない程度の症状でしたら鍼灸治療で改善できる可能性はあります。)
鍼灸治療について
当院の考え方
大阪、三重、和歌山、兵庫にある、はら鍼灸整骨院グループでは、膝に対するお悩みも鍼灸治療で治療させていただきます。
鍼灸師は、国家資格が必要で誰でも行えるわけではありません。なので、体の専門知識が豊富で確かな技術力を持った鍼灸師が、あなたの膝の治療をさせていただきます。
鍼灸治療が気になっている方、長年膝の痛みが治らず悩まれている方などお悩みに寄り添って治療をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。